いま公開中の(2015年4月17日)『ワイルド・スピード SKYMISSION』をコータ6才と吹替え版で見てきました!もんげーーー!!!面白い!!

138分もあり、こんなボンクラアクションにどうしてそんな尺必要なんだよ!とトランスフォーマーロストエイジの悪夢を思い出しながら映画館に行ったものの全部盛りのアクションにドリフかよ!と突っ込みどころ満載シーンの連続に抱腹絶倒!シリーズになんの思い入りがなくても超楽しめました!

ストーリーがスカスカなのに長くなってる原因はアクションの詰め込み過ぎ!カーン!第一ラウンド!ハゲマッチョの肉弾戦!カーン!第二ラウンド!空中からのクルマダイブ!みたいな調子で10ラウンドくらいまであり完全ノックアウト!もうお腹いっぱい過ぎてエクスペンタブルズ3を超えるカロリーです。ゲフゥ

エキゾチックなシーンとしてはアブダビが出てくるのですがミッションインポッシブルゴーストプロトコルと同じであの金ピカビルでロケしてぇ!!というスタッフがなんの必然性もなく脚本に割り込ませるあたりハリウッドはんぱねー!って感じです。作戦らしい作戦なしにビルに殴り込むシーンは最高で驚愕のアクションはもはやお笑いの域です。

そしてあれ?今回は入院シーンが多く一回休み扱いかな?と思われたドウェインジョンソンとジェイソンステイサムのまだお前ら戦うのかよ!シーンで驚愕のドリフネタが飛び出すのです!これはもう爆笑というより開いた口がふさがらない驚愕の展開!昭和世代は楽しみにして下さい!

そしてこのハゲマッチョ大集合のアクションシリーズ7作目を奇跡の傑作たらしめてるのがポールウォーカーの存在です。

彼はこの映画の撮影中に事故死してしまったんですね。撮影中といってもプライベートでの事故です。ただ撮影がすべて終わって死んだのではなくて製作中盤に死んだわけですから当然当初の脚本通りには完成してないわけです。そこを観客もわかって見はじめる。すると映画に別の力が働きはじめるんです。この人は映画の途中でいなくなってしまうのか?感動の殉職シーンが出てくるのか?死の予感を感じさせるシーンがあるたびに観客はソワソワするのです。そして用意された見事なエンディングにポールウォーカーって誰だっけ?と思ってた俺も涙しました。

そんなパパを不思議そうに見ていたコータに彼がもうこの世にいないこと、死んでしまって製作中止になりかけたのをスタッフキャストがなんとか完成させたこと、弟に代役をやってもらい顔を合成したりしてシーンを作っていることを説明したのでした。

このスタッフ、キャスト、ファンの愛が詰まった笑えて泣ける奇跡の傑作!ぜひ見てください!そして見終わった後に居酒屋で友達と突っ込みあって下さい。僕はコータと英語版の4DX版も行ってこようと思ってます!