キヤノンが2015年6月に発売する4KカメラXC10に触れる機会があったのでファーストインプレッションを動画でお伝えしたい。1インチセンサーに10倍ズームレンズとXF-AVCフォーマットによる4K30P/305Mbps録画は売りのXC10。CINEMA EOSのサブカメラという位置付けだが、回転するグリップと液晶にかぶせるカタチのファインダーユニットが標準でついており中盤カメラのような構え方が出来る。

この回転グリップはロックがあるタイプではなくグイッと力を入れれば回転して好きな位置で止まる。EOS Kissより小さい筐体は930グラムでコロンとしていてハンドリングがいい。ズームレンズは10倍でスチルカメラのレンズのように70mmほど前に繰り出す。広角端27mmから273mmは鏡筒を70度回すと繰り出す。鏡筒のミリ数表示は35mm換算なので直感的にわかりやすい。電動ズームは非搭載。フォーカスリングはあるがアイリスリングはない。 ボタンも最小限でダイヤル系の操作はタッチパネルに任せる考え方のようだ。

設定はタッチパネルとグリップにあるメニューボタンとスティックで行う。XLR入力はオプションも含めないがマイク入力は設定でマイクとラインレベルの切り替えがある。WiFiは2.4Ghz/5Ghz両対応。記録メディアはCFastとSDカードで4Kの記録の場合はCFastのみ対応。SDはHD記録や4Kからの切り出し静止画などに使う。4Kで運用する場合高い記録メディア が本体価格にプラス必要なので本体の予想市販価格22万を高いと見るか安いと見るかは人それぞれだろう。

LiveNinjaはマルチカメラライブユニットなので編集でのカラーグレーディングを前提としていない。ライブ配信やマルチカメラ収録用のカメラとして考えるとズーム倍率の低さが気になるが、コンパクトな筐体を生かした遊撃カメラとしてはユニークな存在だと感じた。特に回転するグリップとファインダーユニットによるローアングルの構えやすさは特筆に価する。ワイヤレスHDユニットなどと組合せてグルーブのあるショットが撮れそうだ。手ぶれ補正も4K録画の場合は4軸だが2K録画の場合は5軸で動くというのもいい。今回は画質までは見られなかったので機会があれば試してみたい。


facebookでは「XC10活用法」というグループも作ったので興味ある方はどうぞ!

2015/4/24 追記:動画中で4Kスルーアウトは出ないと言ってますがキヤノンの開発の人に確認したところ出るとのことです。