日本全国から歴史的なガジェットやメディアが日々送られていく「絶滅メディア博物館」ですが、そろそろ一般公開も視野に入れて展示方法をブラッシュアップしていこうと日々試行錯誤をしています。

博物館というからには展示品のPOPも上品でなくては!

これまではダイソーで買ってきた値札用プラスチックに12mmテプラの3行組でつくっていました。でもこれ大きすぎるし展示品をこのPOPが隠してしまうという本末転倒なことになっていたのですね。うちめちゃめちゃ狭い空間に圧縮展示してあるので。

そこでこれをリニューアルしようと新しい展示POPをイメージしてみました。

そうだ!宝石屋さんの値札って三角形(というか四角形のものが少し上に向いてる感じ?)の小さなPOPで\1500,000-みたいな感じで小さなブロックで出来てるじゃないですか。あのくらい小さくて上品なものにしたいなと思ったんです。

そこで新宿に飛び(電車だけど)駅直結の高島屋タイムススクエアに行きました。ここちょうど2階は宝石売り場なので歩いているだけでリサーチになります。ふむふむ、なるほど~。やっぱり照明が繊細でキレイだな~とか思いながらそのまま通り抜け東急ハンズに着きました。

アクリルの三角形の棒があればそれを等間隔に切ってもらい展示POPにするのがいいかな?と思って材料売り場に行きました。でもイメージする三角柱のアクリルはなく金属もなかったので木材に切り替えることにしました。
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木材はヒノキの三角柱はサイズ違いでわりとあったので9mm角の三角柱にしました。すでに加工サービスの窓口は閉まっていていたのですが金属やアクリルではないのでカッターかノコギリで自分で切ろうと考えました。
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こうして買ってきたヒノキをカッターでゴリゴリ切り落とし両面テープを貼ってCanvaでデザインした展示POPを貼り付けます。
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きれいにセンタリングして貼るのは意外とむつかしく原稿に点線で少し大きな長方形を作らないと上手くいかない感じです。
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でもテストで作った展示POPを今までのものと比べてみるとこんな感じ!
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宝石店のような質感にはまだなっていませんが悪くありません。やはり小さいサイズは緻密な感じがしていいですね!プリントはむかいのローソンでやっているのですが普通紙じゃなくて上質紙にしたらもっとキラキラした感じになりそうです。
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ヒノキはあまりに軽いのでくしゃみしただけで飛んでいってしまいそうな感じ。展示棚には軽く両面テープで接着したほうが良さそうです。

しっかり完成したらまた報告しますね!

以上、「絶滅メディア博物館」準備室からお送りしました!

※この記事は「原稿執筆カフェ」の営業中に店長が執筆しました。