潤沢な制作費と最高レベルの機材で制作しているNHKの番組は映像制作における最高の教材です。

「SWITCHインタビュー 達人達」はその中でも「対談」の番組なので竹槍スピリッツのヒマスタとしてはベンチマークしています。あ、テレビは僕ら竹槍部隊にとってはB29ですからね。実際あらゆる意味で比べるべくもないのですが、でも盗めるところは盗む!これ大切!

例えばこのスプリット画面。左右に2台のカメラの映像を分割しているわけですが安いATEM miniからできる画面レイアウトです。肝はタイトルによるデコレーション!
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ここでは横書きと縦書きを混在させているのが面白いですね。

そしてしばらく見ているとどんなカメラ割でこの対談シーンが撮影されているかが見えてきます。そのシーンが何台のカメラで収録しているかライブ配信をしている人なら誰でも気になリますよね?

まずこのスプリットを構成している右のカメラはこれがベースですね。
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こちらが左半分を切り出しているカメラですね。
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この2台は超高画質ですが時々そのカメラ映像にハンディカムのような民生カメラが写り込んでいました。

それがこのアングルです。
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切り返しもあります。ほら、画面の右にハンディカムがあるでしょう?

これ明らかに画質が悪いんですがちょっとしか使われてないんです。そういう前提でカメラをディレクターが割っているわけですね。
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マルチカメラで撮っても使うのは美味しい絵のカメラが大半。そう!ライブ配信でも同じです。ちょっとしか使わないカメラに金かける必要ないんです。天下のNHKですらハンディカムなんですから。

よくテイクするカメラはどれか?そのカメラやレンズを研ぎ澄ませばいいわけです。

さらに引きのカメラがあります。
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これで5カメです。2人の対談を撮るために5台のカメラを使っているわけです。

対談専門スタジオのヒマスタ大手町も5カメ。やってることは同じです。

あとはこれをどうレイアウトしていくかです。

このプロフィール画面は僕らの仕事で言えばパワーポイントにあたりますかね。画質のいいメインカメラの2台から切り出して3分割にスプリットしています。
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こんな感じで普段なにげなく見ているテレビを微分積分していく。
カメラは何台あってどこからどのくらいのレンズで狙っているのか?
映像の品質からわかるカメラのグレードは何か?

テレビを見ているだけでいろんなことを学べます。
これが無料なんだからテレビってすごい!もう学校ですね!

え?そういう解説を聞きながらテレビを見たら楽しいかもしれないって?
え?そんなオンラインサロンがあったら有料でも入るって?
いや、でも有料でもぜひ!という人に限ってやると入ってくれないからな!

なんてのは冗談としてヒマスタはオンラインサロンもひっそりやっているので興味ある人はこちからどうぞ!いつも見慣れた世界も自分の視点を変えるだけで全然違った世界になります!

以上、あ・く・ま・で・「家の壁を写した写真」でお送りしました!

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佐野元春
Sony Music Direct(Japan)Inc.(SME)(D)
2012-06-20



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