1970年生まれです。小学校では放送部やってたんだけど欽ちゃんの本をネタに給食のときに放送してたら面白すぎて自分で笑ってしまい先生によく怒られました。ドリフもリアルタイムでしたけどヒゲダンスが面白すぎて親にねだってドーナッツ盤買ってもらいました。あれオマケでヒゲついてましたよね。今思うと「ブルーマン」だよね、ヒゲダンスって!いやー、志村けんすごいです。

大学は大阪芸大で寮生活だったので土曜といえば「ねるとん」から「夢で逢えたら」をみんなでワイワイ見るっていう感じでしたね。その頃「イカ天」が「エビ天」になって自分も2回出ました。関西では「エビ天」やってなかったから空気わからないままスタジオ行ったのもなつかしいです。あの番組で三宅裕司のアシスタントやってた福島アナウンサーはいまやイチローの奥さんですよね。

そんなふうに自分もテレビの黄金期はそれなりにリアルアイムで見ていたつもりですが、自分が好きな映画と違ってテレビってみんなが見てるから自分も見るくらいの消極的な視聴姿勢でした。だからちゃんと歴史の流れでこうしてまとめたムック本で振り返るのは面白いです。

なにせネットというものもケータイ電話というものもない1980年代ですからテレビというものが持つ社会への影響力たるや体感的には現在の10倍はあったんじゃないでしょうか?

このムック本が面白いのは表方へのインタビューだけじゃなくてディレクターとか構成作家とかADとか当時の裏方にもたくさん取材しているところです。もうむちゃくちゃな制作現場のエピソードがボンボン出てきます。今はコンプライアンスとかでそんなことむり〜となりますが当時は「面白くなければテレビじゃない!」を地で行く制作体制!いやー、しびれますね。

この本を読みながら数年前からのYouTubeの変化などを重ねていくのも面白いです。最初はテレビなどの違法録画データのアップロード場所としてしか認知されていなかったYouTubeが徐々にレーベルが音楽PVを公式にアップし始めたり「〜やってみた」系のバラエティを作るYouTuberがあらわれたり、それが過激になって大炎上したり、まさに80年代のテレビバラエティがやってきた道をなぞっているかのようです。そして2020年付近になるとYouTuberも多用になり細分化してきたり新しい流れも生まれてきたり、テレビやべぇな!と思い始めた感度の高い芸能人が本気でオリジナルコンテンツ作り始めたり、短い動画しか受けないって言われているのにライブで対談ばかり量産するスタジオが全国各地に出来たり(あ、わざとらしい?)

この本は字が小さいのでテレビ黄金期をよく知る人が読むには老眼鏡が必要なんですが、資料的にも価値があるので映像やっている人は本棚に置いておくのもいいかと思いまーす!

以上、今日も積ん読を1冊ちゃんと読みました!シリーズをお届けしました。



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