沖縄の那覇空港からタクシーで5分の位置にあるプロ機材ドットコム本社内にあるライブ配信スタジオ「ハブスタ」のリニューアル工事にやってきました。
このスタジオは2019年の6月にオープンしてその様子はこちらに記事としてまとめてありますが、今回は機材をアップグレード、さらにスタジオをもうひとつ増やすという作業です。
まずこれまでメーカーから貸してもらったり、ありものをやりくりしながらまかなっていたメインスイッチャーをRolandのVR-1HDにアップグレード!これはヒマスタ神田店に影響されて開発されたらしいと業界では話題の白物家電スイッチャーです。(ほんとうか?)
VR-1HDを開封しつつ2つのスタジオを1つのシステムでまかなうために移動型のラックに機材を集約させる作業からはじめます。
すべての機材をばらしてラックに移設し組み直しました。所要時間は30分ほど。
このスタジオは2019年の6月にオープンしてその様子はこちらに記事としてまとめてありますが、今回は機材をアップグレード、さらにスタジオをもうひとつ増やすという作業です。
まずこれまでメーカーから貸してもらったり、ありものをやりくりしながらまかなっていたメインスイッチャーをRolandのVR-1HDにアップグレード!これはヒマスタ神田店に影響されて開発されたらしいと業界では話題の白物家電スイッチャーです。(ほんとうか?)
VR-1HDを開封しつつ2つのスタジオを1つのシステムでまかなうために移動型のラックに機材を集約させる作業からはじめます。
すべての機材をばらしてラックに移設し組み直しました。所要時間は30分ほど。
こうしたラック化で重要なのは電源コンセントや映像ケーブルのマーキングです。何がどこに刺さっているのか?接点だけで40箇所以上あるマルチカメラの配信システムはわかっている人が組んだりバラしたりするのは簡単ですが、慣れてない人だと一度バラすともとに戻せなくなりがちです。
ラックの上段は以下の機材を設置しました。
・自動スイッチング用スイッチャー&音声ミキサー Roland VR-1HD
・4入力4分割表示対応 15インチ液晶 SP-4K156
・自動インターバル静止画キャプチャーデバイス Xcaputre mini
・配信用ハードウェアエンコーダー&レコーダー LiveShell X 2系統
ラックの中段には以下の機材を設置しました。
・パソコン/スマホ割り込み用スイッチャー Roland V-1HD
・1入力8出力HDMIスプリッター
下段は8口の電源タップを2本設置しラック内のすべての機材の電源供給とカメラ、照明機器の電源も供給できるだけの口をつくりました。
ラックの上段は以下の機材を設置しました。
・自動スイッチング用スイッチャー&音声ミキサー Roland VR-1HD
・4入力4分割表示対応 15インチ液晶 SP-4K156
・自動インターバル静止画キャプチャーデバイス Xcaputre mini
・配信用ハードウェアエンコーダー&レコーダー LiveShell X 2系統
ラックの中段には以下の機材を設置しました。
・パソコン/スマホ割り込み用スイッチャー Roland V-1HD
・1入力8出力HDMIスプリッター
下段は8口の電源タップを2本設置しラック内のすべての機材の電源供給とカメラ、照明機器の電源も供給できるだけの口をつくりました。
こうして移動可能なラックに組み直したシステムをベースに3台のGH4を設置。来場者用には家庭用テレビにプログラムアウトを表示します。照明は2灯使いました。
海にいるような感じにしたいのでカメラのホワイトバランスは低めにして肌色の発色を少し抑えてみました。
こうして収録したのがこちらの映像です。
インサート用の動画も撮れたので次は新しく作るバーエリアに着手します。
背景幕を連続させるようにして角をなくしました。
そこにハイテーブルとスツールを設置してバーらしい感じのセットにしてみました。照明は色温度も照度も自由にダイヤルで変えられるリングライトを2つ使います。
そこにハイテーブルとスツールを設置してバーらしい感じのセットにしてみました。照明は色温度も照度も自由にダイヤルで変えられるリングライトを2つ使います。
絵のトーンはカメラと人物の距離、人物から背景幕の距離、使用するレンズの性能によって大きく変わります。
バーエリアでは背景幕をいかに本当のバーのように見せるか?背景幕の世界観と連続性のあるライティングにするか?がキーになります。
カメラはシーサイドエリアと同じGH4ですがレンズはズームレンズではなく単焦点レンズを使うことにしました。
使用したレンズはこちらです。
・ライカ DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH. ブラック H-X025
・ルミックス G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S. H-HS12035
・ルミックス G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S. H-HS12035
単焦点レンズはズームできないのでカメラと人物の距離がすべてになります。タイトルが入るエリアを空けながらベストな画角にチューニングします。こうして配信したのがこちらの番組です。
タイトルは16:9のGoogleスライドにグリーンのマスタースライドを使用しV-1HDのクロマキーで抜いています。今回のお披露目配信は公開型で行われたのでテレビモニターに表示しながらパブリックビューイングも行いました。
その後はあうんで懇親会!音楽談義、配信談義が盛り上がり今にも「ハブスタ」から新しいコンテンツが生まれそうな熱気に満ちていました。沖縄の人はみんな個性的で面白いなー!(「ハブスタ」に来る人が変わっているとも言える)
こんな感じでトータルの作業時間は10時間ほどで機材の組み直し及びラック化、シーサイドエリアの最適化と動画収録、バーエリアのセット組みとライブ配信準備が出来ました。
「ヒマスタ」も年末から年明けに都心店を2つ立ち上げる予定があるので今回の2面背景幕の実践はとても収穫が多いものでした。ふつーの会議室も背景幕とリングライトにいいレンズを組み合わせればテレビクオリティの絵になる!そう確信しました。
沖縄で自分が運営しているスペースにマルチカメラによる本格的なライブ配信機能を追加したい方は「ハブスタ」を運営しているプロ機材ドットコムの森下さんに相談してみてくださいね!
以上、沖縄は那覇にある「ハブスタ」からヒマナイヌスタジオの川井がお送りしました!
その後はあうんで懇親会!音楽談義、配信談義が盛り上がり今にも「ハブスタ」から新しいコンテンツが生まれそうな熱気に満ちていました。沖縄の人はみんな個性的で面白いなー!(「ハブスタ」に来る人が変わっているとも言える)
こんな感じでトータルの作業時間は10時間ほどで機材の組み直し及びラック化、シーサイドエリアの最適化と動画収録、バーエリアのセット組みとライブ配信準備が出来ました。
「ヒマスタ」も年末から年明けに都心店を2つ立ち上げる予定があるので今回の2面背景幕の実践はとても収穫が多いものでした。ふつーの会議室も背景幕とリングライトにいいレンズを組み合わせればテレビクオリティの絵になる!そう確信しました。
沖縄で自分が運営しているスペースにマルチカメラによる本格的なライブ配信機能を追加したい方は「ハブスタ」を運営しているプロ機材ドットコムの森下さんに相談してみてくださいね!
以上、沖縄は那覇にある「ハブスタ」からヒマナイヌスタジオの川井がお送りしました!