ヒマナイヌスタジオで収録・配信される対談は4カメを7秒ごとに切替える自動スイッチングシステムを使っています。それがどのようなものかわかりやすく図にしてみました!

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自動スイッチングの目的は利用料金のローコスト化とスタジオ内をスタッフゼロ=出演者だけにすることによりリラックス出来る対談空間にするためです。

ではなぜ自動スイッチングが「7秒間隔」なのでしょうか?

常設スイッチャーであるローランド「VR-4HD」は1秒単位で自由に自動スイッチング(機能名としてはオートスキャン)の間隔が設定可能です。これまでいろいろなテストを重ねた結果、5秒では4カメの自動スイッチングは早すぎて「アングルが切り替わることが目立ってしまう」ということがわかりました。ループ感が出てくるんです。10秒でやってみると今度は話してない人のカットが長く感じ始めました。そこで7秒や8秒あたりを試してみるとちょうど自然に見えることに気づいたんです!




4カメ自動スイッチングはたった4つのアングルを繰り返し続けるだけなのですが7秒間隔だと「人がそういう意図でスイッチングしてるのかも?」と勘違いするくらい自然に見えるんです。実際ヒマスタの対談ライブなどはこちらから言わない限り「人がスイッチングしてるもの」だと思って見ている人もいます。

(7秒4カメ自動スイッチングの例)


自動スイッチングが生理的にしっくり時間間隔というのは何台のカメラを使っているか?にもよります。

4カメだと7秒か8秒が最適ですが3カメだと9秒や10秒のほうがしっくり来ます。カメラが減っていく方が秒数は長い方がいいのですが2カメまで減ると今度はまた短くてもはまります。その際のアングルは「引き」と「寄り」などより「右」と「左」とか「上手」と「下手」など似た画角だけど写っている人が違う「切り返しアングル」にしたほうが見ている側が自然に感じます。

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ヒマスタでも座談会のニーズが寄せられたのでいくつかのパターンでテストしてみましたが「寄り」に「引きカット」を混ぜて自動スイッチングするとその「引き」の「意味」が気になってくるんです。だから最終的には左右の同じ画角のカメラを2カメで切り替えていくのがもっとも自然だという結論に達しました。

(10秒2カメ自動スイッチングの例)

このようにマルチカメラによる自動スイッチングは1カメに比べて「アングル」と「カット」という「空間軸」と「時間軸」がテンポよく切り替わりそこに「人間の喜怒哀楽(表情)」が加わるので独特なグルーヴが出てくるのです。

このような自動スイッチングによるマルチカメラ収録や配信に興味があるコミュニティスペース運営者のために新しいFacebookグループも作ったので興味ある人は参加して下さい。

以上、対談・鼎談専門の「ヒマナイヌスタジオ」からお送りしました!
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