RolandのHDスイッチャーV-60HDを新規に購入しパワポやキーノートなどのPC信号を入力するセミナー・シンポジウム系の案件を新システムに移行しようと基本配線図を作ってみた。LiveNinjaの配線図はスイッチャーの端子を中心とした少し変わったフォーマット。信号の分配や変換に必要な機器と端子の数を正確に出すためにこの基本配線図は重要になる。

カメラ系は4入力、PC系はHDMIとRGBを物理的には3入力できる。出力系が豊富なのはV-60Hの魅力でHDMIが2系統、HD-SDIが2系統あるので配信系と収録系に割り振っても充分実用的だ。

201802_V-60HD_ベース配線図

システム設定は1080iにする前提の基本配線図。1080pに対応していないHMR10Aを録画機から引退させればシステム設定は1080pにすることが出来る。そもそもV-60HDは内部処理はプログレッシブなので最終段でインターレースに戻すのも何かしっくりこない。しかしシステム設定を1080pにするためのレコーダーは10万円台のブラックマジックやATMOSもしくは40万弱のHMR10A後継機であるAG-UMR20あたりが候補にあがってくるがシステムを1080pにするためだけにかなりの出費になるので頭が痛い。安価に1080pで録画できるゲームレコーダー系も試してはいるが業務で使うには心もとない。

今回このV-60HD導入でありがたいのはマルチビューにマスターオーディオが乗っているということがある。ATEM 1M/EではマルチビューのHDMIアウトは無音だったので録画するには音声をがっちゃんこする手間が必要だった。マルチビューアウトのHDMIとモニターの間にスルーアウト機能があるレコーダーを挟むことによって音声付きのマルチビューを録画できることになる。マルチビューというのは「マルチカメラによるスイッチングの意味」を一目瞭然にする営業ツールたりえるので録画して残しておくのは重要なのである。

V-60HDを中心とした基本配線図を眺めながら現在のシステムよりシンプルに軽量に小型になるようこれから考えていきたい。

というわけで新しいお仕事の発注もお待ちしております。(お問合せはこちらからどうぞ!)

以上、ヒマナイヌスタジオからお送りしました