S. S. ラージャマウリ『バーフバリ 伝説誕生』



 

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運命の子、バーフバリ 。

 

もう最高でした、バーフバリ !!

インド映画史上、最高の予算をつぎ込み、最高の興行収入をあげたという本作は、アクション、ミュージカルなどなど、とにかく面白いモンはなんでも放り込んで最高に楽しいエンターテイメントを作るんだ!という熱気に満ち溢れている最高の映画でした。

本作は前後編で出来てまして、コレはその前半で、エッ、そんないいところで終わんの?オイ!というところでブッツリ終わってます。

コレは現在上映中の後編「The Concludion」を見るしかなくなりました(笑)!

恐らくは同時に撮影して、長すぎるんで2つに割ろうという判断なのでしょう。

お話はちょうど2部構成になっていて、前半が主人公が反乱軍に加わるまで、そして、後半がマヒシュマティ王国の歴史を語ることで、タイトルである「バーフバリ 」という言葉がなぜ民衆を熱狂されるのかを回想して生きます。

えっ、後半が回想?

そうなんです。

その回想が終わって現在のシーンに戻った途端、前半が終わるという、無茶な構成なんですよ(笑)。

しかも、後半の前日譚がものすごく濃厚なので、前半も面白いんですが、もう霞んでしまいました(笑)。

後半は王国の王位継承問題と隣国のラスタマンみたいな連中との大戦争を描いてますけども、主役の2人がそのまんま王国の2人の王子役になっていて、主人公がなぜ王位継承者にもかかわらず、捨てられて全くの別人として育つことになったのかの因縁を語るんですね。

 

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王位継承者である事を知らずに自然児として青年となるジヴドゥ。まあ、孫悟空ですね(笑)。

 

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戦争アクションがメインですが、美女が出てきて歌って踊るシーンもチャンとあります!

 

『指輪物語』をビックリするほどのエキストラの動員と、VFXタップリの戦闘シーンのすごさもいいんですが、そのケレン味タップリなお話を、存在感のある役者、特に実権を握っているシヴァガミと彼の忠臣カッタッパが見事です。

 

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現在のカッタッパ。

 

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反乱軍の紅一点、アヴァンティカ。

 

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 強大な権力をもつ国王、バラーラデーヴァ。

 

ですので、単なる安手のチャンバラになってません。

よくあるお話ではあるのですが、それを一切手を抜かずにやっているのが、素晴らしいですね。

やや脚本や構成は強引ですし、VFX技術や編集の粗さがやや目に付きますが、それは本作のキズとはならないでしょう。

むしろ、海外上映のために上映時間が長いことを抗議されないように、事前にかなりのカットを加える事でややわかりづらくなっている事です(コレは残念な事に後編もそうなんです)。

 

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敵国のボス、こんなです(笑)。わかりやすい!

 

できれば、インドで公開した長さと同じものを日本のみならず、世界中で見られるようになる事を希望します。

バーフバリ !

 

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