この記事は東京都の「多摩・島しょ魅力発信事業」の取材として執筆しています。

行きは2等和室で、帰りは2等寝台を使ってみました結果を発表します!


ゆっくり寝たいなら断然「2等寝台」です!!


小笠原諸島は空路がないため24時間かけてフェリーで行くしかありません。他の選択肢はゼロ!そしてその船は一隻しかありません。2016年に新造された三代目「おがさわら丸」です。新しいだけに快適!離島航路最大の客船で11035トンあります。




いくらかかるか?なんですがいちばん安いのが2等和室つまり雑魚寝スタイルで23210円(7.8月は25820円)です。いちばん安く済ますならこれですね!実際に乗ってみると昭和のフェリーの雑魚寝フロアより現代的にかなり改善されているので快適です。2等和室の様子はこちらの記事に詳しくレポートしてあります。


2等和室の次のランクが2等寝台になるわけですがこちらは26450円(7.8月は29410円)となります。


その差は3150円です。ズバリこの価値はある!!


というのは特急電車のグリーン車なんかだと乗ってる時間は長くても数時間じゃないですか、新幹線とかでも。こっちは24時間ですからね!3150円は安いと思います。とにかくよく眠れる!


なんでそんなによく眠れるかというといつでも真っ暗に出来るからです!カプセルホテルみたいな構造だから自分でライトをつけたり消したりできる。


2等和室は大部屋ですから就寝時間まで蛍光灯がついてます。だからアイマスクしたりパーカーをかぶったりしないと寝にくいんです。あとやはり荷物を剥き出しで置いておくので心理的に不安。電源コンセントも大部屋の真ん中に4つ口があるだけなので予約の時にコンセント近くの番号にしないと使えません。それを知ってる猛者は10mの電源タップで自分の寝床まで延長していましたけどね。


ではそこまでオススメする2等寝台がどんなものか写真でお見せしていきましょう!




2等寝台はブルートレインの寝台とカプセルホテルの寝台が合わさったような感じです。1つのブロックに4つの寝台があります。上下がありますが階段形式なのでハシゴは使いません。サッと出たい人は下を上で寝てる人の気配を感じたくない人は上を予約するのがいいと思います。



今回は2等和室のチケットで船に乗り込み船内で2等寝台にアップグレードしてもらいました。部屋が空いていればこのように船内のインフォメーションデスクで現金かSuicaで支払いアップグレード出来ます。



寝台の入り口は手前だけで頭を奥にする構造になっています。つまり体のほとんどは隠れる構造です。カーテンはマジックテープで止めるスタイルです。メッシュ状の抗菌マットレスがひかれておりビニールの枕に枕カバーと薄い掛け布団があります。200円で毛布も貸してもらえますが空調はちょうどよい温度に設定されているのでよほど寒がりな人じゃない限り大丈夫だと思います。



奥にはハンガーと小さな折りたたみ式の網棚があります。ライトはスイッチ式で白くて明るい蛍光灯チックな色です。その下にコンセントがありますのでスマホやデジカメの充電に使えます。愛用のANKER PowerPort4を刺して同時に4台充電!安心です。



とはいえ鍵がかかるわけではないので荷物は自己責任で管理です。充電中の機材は奥に見えないようにして手前に着替えなどの袋を置いて電気をつけたままカーテンを閉め靴を置いて外出です。こうすると在室しているように見えますから心理的には盗難にあいにくいかな?みたいな。(個人の感想です)グループで行く場合は4人で同じエリアの寝台を借りて誰かひとりが常に荷物番するのがいいかもしれませんね。



船内のショップでビールとハイボールとおつまみを買ってきて飲みながらほろ酔いで本を読んでみました。船特有の揺れと船体がきしむクジラの声のような音が心地よく読書がすすむすすむ!あっという間に読了して心地よい眠気が訪れます。電気を消すと真っ暗!ぐっすり眠れました。


というわけで「おがさわら丸」乗るなら2等寝台がオススメ!


せっかくのフェリーなんだからいろんな人と出会える和室の方が面白いんじゃない?という考え方もあります。確かにその側面はありますが和室は昼でも寝ている人もいるのでワイワイする感じじゃないんです。どのクラスの寝台でもレストランやラウンジに行けばコミュニケーションしたい人たちがたくさんいますからあまり関係ないと思います。


人と話したい時は船内のパブリックスペースで!ゆっくり寝たい時は2等寝台で!がおススメの「おがさわら丸」ライフです!

旅の計画はこのあたりから!


以上、おがさわら丸2等寝台からヒマナイヌ川井がお送りしました!