「ブレードランナー」を劇場で観た人の高齢化が問題になっています。新作があまりに長いのでおしっこが我慢しきれない人が続出!30歳で観た人も65歳ですから深刻です!

私は中二病真っ最中の頃に誰もいない新宿ミラノ座でみたのですが先日の川崎工業地帯での「ブレードランナー」イベントでガメラやシンゴジラの樋口監督もミラノ座で当時見たらしく「僕は田舎だったから1本で帰るものか!とファイヤーフォックスと2本はしごしました!ダイクストラとトランブルですよ!たまらなかったですね!」と嬉しそうに話しているのを聞けて最高でした!

その頃(1982年)は新宿の花園神社のとなりに小さな2坪くらいの映画ショップがありました。それがシネマブティック鷹だったんですがそこで買ったのがこのブレードランナーマガジンです!2.95ドルとありますが売価2500円くらいだったと思います。中学生にとっては大金!えいや!と買いました。

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裏表紙はその後のBlu-rayなどのパッケージにも使われるようになったイラストレーターの作品です。

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真ん中には下手くそだけど妙に味のある別のバージョンのミニポスターなんかもあります。プリスのがに股っぷりがじわじわ来る。。

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中には劇場公開版の時にあったエンドシーンの逃避行するデッカードセダンの空撮写真があって「うぉおおおおお!あのシーンスタジオだけじゃなくてちゃんとクルマも撮ったのか!!!」と興奮したものでした。(アルティメイト・コレクションでる25年前ですからね、この雑誌読んでいたの)

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だから2007年発売のDVD特典映像で2つの別のエンディングシーンの存在を知ったときは衝撃でした!

デッカードがレプリカント説はディレクターズカットでリドリー・スコットが後出しジャンケンしたんじゃないのか?と批判されてましたが撮影時にそういう想定で撮っていたんですね!(ハリソン・フォードは人間として演じていたけどそれも古い考え方だったかな?みたいなこと新作のパンフのインタビューでポロッとこぼしてますね)

そんなわけで、引っ越しでスターログまるごと全部捨ててしまったのにこれだけは残してあってよかった!というおじさんコレクションをお披露目しました!

追記:明日はヒマスタでブレードランナーイベントやるから遊びに来てね!