「ブレードランナー2049」の公開を前に「ブレードランナー」を見返しているんですが、いまさら言うまでもないことなんですが、この映画ほんとにめっちゃ被写界深度浅いショット多いですよね!

あれだけセットの作り込みしておきながら全体がほとんど見えない!

それはスタジオのふつーの建物にむき出しの配管とかつけて汚して雨降らして未来にしているからなるべくパキーンと映らないにしている苦肉の策なんですがそれが逆に凄みを増しているという。

そんでもって例えばゾラを殺しに行くときのスネークダンスのバーの描写!とかもうすんごい完成度ですよね。照明も衣装も音楽もカット割りも神がかっている。写っていない部分への想像力がものすごく広がっていく。これがビデオ化によってじわじわとリピーターを増やしてカルトムービーとなっていたった原因なのではないでしょうか?

ポリススピナーなんかもそうです。シド・ミードがデザインして超絶にかっこよいメカなんですがフルスケールモデルを作っておきながら登場シーンはチラッとしかない。青いのか黒いのかよくわからない感じでいつも画面の奥の方やフォーカスの薄いところに出てくる。たまりません!

というわけで、そんなディテールのシーンはあえて見せずここでは「ブレードランナー」がはじめてテレビ放送された時の荻昌弘氏の解説を貼っておきます!

このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr