1982年に制作されたサイバーパンクSF映画の金字塔である「ブレードランナー」は今見てもまったく色あせない世界観に圧倒されますが続編「ブレードランナー2049」公開を前に3本の短編が相次いで公開されます。

「スターウォーズ」シリーズが空白部分をスピンアウトとして映画化しているのに対して「ブレードランナー」は1982年→2019年、2017年→2049年と制作年が実時間で35年たっているのに合わせドラマも30年後と似た時間経過になっています。その30年の間に何が起こったのか?をネットで無料配信する短編で埋めるという作戦です!

ブレードランナー ブラックアウト2022」は日本の渡辺信一郎が監督しており前作から3年後という世界観を見事に描いていました。ロサンゼルスの未来風景や空を飛ぶポリススピナー、プリスを思わせる女性キャラクターなど1982年の「ブレードランナー」が好きな人は狂喜乱舞する短編でした。

一方こちらの「2036:ネクサス・ドーン」はこれから公開される「ブレードランナー2049」から13年前という設定です。

(8分)



が、これ見てみると実につまらない。なんというか映像的にも演出的にも引き付けられない。あの2019年の延長にある世界に見えないんです。まず現代にあるようなボイスレコーダーが小道具として出て来るあたりで違和感が出て来る。密度の薄いカメラアングルなども気になります。

残る1本の短編である「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」に期待したいところです。
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