52年前に創刊したポピュラー音楽雑誌「ティーンビート」の記事の中から、当時人気の高かったラジオ音楽番組のヒットチャートを紹介しています。
現在ではすっかり番組表から姿を消したヒットパレード番組ですが、60年代の若者たちがポピュラー音楽を楽しむといえばラジオであり、リクエストに応えてくれるのがヒットパレード番組だったのです。
現在ではすっかり番組表から姿を消したヒットパレード番組ですが
そんな時流に乗ろうと企画したのが、そのものズバリ「ヒットパレード」という誌名の月刊誌でした。
編集スタッフも執筆陣も固まる中で、肝心の誌名の登録をと申請してみると、なんとすでに登録されていたのでした。「オーマイゴッド‼‼‼~~~」ですよ。神も仏もあるもんかと天を仰いで超嘆息したもんですが、救いの神が手を差し伸べてくれたのです。あの名DJ・高崎一郎さんが「ティーンビートにしてはどうかね?」と薦めてくれたのです。スタッフ一同大いに気に入り、意気大いに上がったものです。今振り返ってみてもいいネーミングだったなあ、と思います。
高崎一郎さんにはその後も誌面の上でいろいろ助けていただきました。残念なことに2013年に亡くなられました。合掌。
今回は、創刊号(写真)最後のラジオ関東のヒットパレードを紹介します。
★ゴールデン・ヒット・パレード(ラジオ関東毎週日曜)
8月8日放送分
1 いとしのパオラ(アダモ)
2 涙の太陽(エミー・ジャクソン)
3 青い渚をぶっとばせ(ベンチャーズ)
4 ある晴れた朝突然に(モーリス・ルクレール楽団)
5 夜霧のしのび逢い(クロード・チアリ)
6 バイ・バイ・ブロンディ(トリニ・ロペス)
7 ボンボラ(アトランティックス)
8 ハッシュ・ハッシュ・スイート・チャリオット(パティ・ページ)
9 想い出の東京(ブレンダ・リー)
10 ウーリー・ブーリー(サム・ザ・シャムとファラオス)
11 バンブル・ビー(サーチャーズ)
12 夜のメロディ(アダモ)
13 オン・ザ・ビーチ(クリフ・リチャード)
14 わかれ(ミーナ)
15 セットミー・フリー(キンクス)
16 ミスター・タンブリン・マン(バーズ)
17 あなたのいない人生(シルヴィ・バルタン)
18 サティスファクション(ローリング・ストーンズ)
19 太陽の下の休日(サーファリス)
では、次回から創刊2号の10月号の紹介に入っていきます。