彰夫プロフ
はじめまして。ヒマナイヌのオヤジです。

なんでこんな場違いなところに迷い出てきたかといいますと、昨年80の坂を越え、体力に自信がなくなってくると、記憶の彼方にあって、消えんばかりの記録が気になって仕方がないのです。

それは半世紀も前のポピュラー音楽誌に連載していたヒットチャートのことなのです。いまさら誰が興味もつの、といわれそうですが、古いからこそ貴重ともいえるのです。紙は捨てられたらおしまいです。災害に遭わぬとも限りません。

デジタル化しておけば、消えることもなく寝心地満点の雲の中で生き続けてくれることでしょう。

音楽誌は、65年の9月に創刊された月刊「ティーンビート誌です。ビートルズがブレイクし、その角の威を借る如くに、リバプールサウンズがわれもわれもとヒットチャートを賑わせていました。その一方でテケテケテケテケサウンドでエレキギターブームを巻き起こしたベンチャーズが存在感を誇示していました。そんなポピュラー音楽界が最も輝いていたなかでの創刊でした。

当時のラジオ番組もそんな世相を反映して、各局とも人気投票によるランキングで構成したヒットパレード番組に力をいれていました。当誌も文化放送の「9500万人のポピュラー・リクエスト」、ニッポン放送の「ベスト・ヒット・パレード」、TBS放送の「今週のベストテン」、ラジオ関東の「ゴールデン・ヒット・パレード」を紹介していました。

デジタル化して保存しておきたいという記録がこれなんです。週に1回1番組を紹介して、4週で1号分を終わらせます。
 
★9500万人のポピュラー・リクエスト(文化放送毎週木曜)

8月5日放送分/(  )内は前週の順位

   1位(3)  キャラバン(ベンチャーズ)
         2位(2)  アパッチ(アロウズ)
   3位(1)  ヘルプ・ミー・ロンダ(ビーチ・ボーイズ)
   4位(7)  いとしのパオラ(アダモ)
   5位(4)  ダイナマイト(クリフ・リチャード)
   6位(10) 青春の渚(ジャンとディーン)
   7位(9)  クライング・イン・ザ・チャペル(エルヴィス・プレスリー)
   8位(5)  チケット・トゥ・ライド(ビートルズ)
   9位(15) オン・ザ・ビーチ(クリフ・リチャード)
  10位(6)  悲しき願い(アニマルズ)
  11位(16) ウーリー・ブーリー(サム・ザ・シャムとファラオス)
  12位(11) イパネマの娘(ゲッツとジルベルト)
  13位(13) 悲しき叫び(アニマルズ)
  14位(8)  リーリン・アンド・ロッキン(デーヴ・クラーク・ファイブ)
  15位(17) 青い渚をぶっとばせ(ベンチャーズ)
  16位(19) サティスファクション(ローリング・ストーンズ)
  17位(12) 君に涙とほほえみを(ボビー・ソロ)
  18位(14) ママのために(コニー・フランシス)
  19位(-)  ヘンリー八世君(ハーマンズ・ハーミッツ)
  20位(21) バイ・バイ・ブロンディ(トリニ・ロペス)
  21位(-) かわいい小鳥(マリアンヌ・フェイスフル)
 
といったところですが、如何ですか。1位がベンチャーズですよ。



3度目の来日中でしたからね。そういえば、「ティーンビート」誌創刊号の表紙を飾ったのは、その来日中にフジテレビのスタジオで撮ったものでした。「キャラバン」はデューク・エリントンの名曲で、それのカバーですね。ビートルズが8位とは意外でしたね。

次回は「ベスト・ヒット・パレード」(ニッポン放送)を紹介します。

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エーアールシー株式会社
2017-05-03

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