見ましたよ、新作第1回目。
なんと、WOWOWのHPで吹き替え版が公開されていますよ!
http://www.wowow.co.jp/drama/tp2017/?gclid=Cj0KCQjwwevLBRCGARIsAKnAJvdG9WGS2XuUWZ9d240AqvCPr4MVqdfPGcqC5ehX6_oEpwgbh-QwC-QaAt-QEALw_wcB
先ほど前作を見終わったばかりのホヤホヤの私が見ないわけにはいきません!
まあ、もうネット公開だから、ネタバレも何もないと思いますので、内容にチラチラと触れながら、感想を述べて見たいと思います。
コレを発見して、見なくては!思った方は見てから読んでください。
さて。
ヨロスイですかな?
結論から申しますと、第1回を見ても、ほとんど何もわからないです(笑)。
クーパー捜査官は、風貌が「ボブ化」してしまっている様子が少し出てくるだけです。
別人のようになってしまったクーパー。
冒頭で巨人とあのクーパーが対話していますが、コレは魂がロッジに閉じ込められている事を意味しているのでしょうか。
そうすると、あの「ボブ化」したクーパーは、「ボブ」に乗っ取られたまんまの状態という事なのでしょうかね。
しかも、ツインピークスはちょっとしか出てきません。
この話は後でしますね。
で、お話は、ニューヨークの謎のアルバイトと、サウスダコタ州のバックホーンという街での殺人事件です(笑)。
大江健三郎もビックリなアルバイトなのでした。
バックホーンでの殺人事件は、頭と胴体が別々の遺体がベットの上で発見される。というもので、現場から大量の指紋が検出されている容疑者が1人捕まったところまでです。
ニューヨークは、学生のお兄ちゃんがやっている謎のアルバイトなのですが、コレは見てのお楽しみという事にしておいた方がいいでしょうね。
さてお待ちかねのツインピークスですが、出てくる場所は、グレート・ノーザン・ホテルと保安官事務所です。
ベンとジェリーがかなりのじいさんになっていて、ベンはまた葉巻愛好家に戻ってました(笑)。
ベン・ホーン、おじいちゃんになってる!
ルーシーはまだ事務員でアンディも助手で2人の子供はウォリーという名前(マーロン・ブランドーと誕生日が一緒なので、アンディは「マーロン」という名前にしたかったらしい)で24歳になってますから、前回から 25年後のお話しである事がこの2人のシーンでようやくわかります。
全然変わってない(笑)。
そして、副保安官になっているホークは、丸太おばさん(というか、おばあさんですけど)、からのメッセージを受けて、行方不明になっているクーパーの調査を開始します。
マーガレットからのメッセージ。
ホーク!
というところまでで第1話なのですが、前作のキャラクターが出てくるのはとてもうれしいのですが、すでにお話がツインピークスという町以外のシーンが出てくるあたりからして、前作のように、ツインピークスという町の出来事を描いている作品ではもうないようです。
そして、驚きなのは、あのアンジェロ・バダラメンティのサントラがほとんど使われていない事ですね。
前作はバダラメンティのサントラだらけでしたけども、オープニングこそあのサントラですが、基本的にサントラはありません。
使われているシーンはとてもすくなく、かつ、あのバダラメンティ感は皆無です。
また、映像もリンチというよりも、クリント・イーストウッドがここ10年ほどの作品で使っているような、あの独特なヒンヤリとした画面作りです。
基本はとてもシリアスな作りに変貌していて、ポップ感はかなりなくなってますけども、ルーシーと保険屋さんの会話や警察に通報したおばちゃんのボケボケな会話ぶりに発揮される、超クドい演出に
、リンチ演出をものすごく感じますね。
あと、効果音といいますか、全体にうっすらと「ゴー」とか「ガー」といったノイズが入っている事が多く、しかも、そこをあのリンチ独特のゆっくりとした動きの演出をつけるので、映像がドローン化しているのが、新作の大きな特徴でしょうか。
『ツインピークス』新作のホンのサワリを見た感想は以上となります。
巨人も普通に歳を取ってます(笑)。
追伸
あ、ジャコビ博士も少し出てきます(笑)。