これまでのあらすじ

ヒマナイヌスタジオの近くにキッチン付きレンタルスペース「MID STAND TOKYO」がオープン!

敷金も礼金も初期投資もなく保健所の飲食許可のある施設で飲食業がはじめられるというまたとない機会!いずれ人気になるかもだけどまだこの存在を知らない人も多い段階でなんか自分でやりたい!

スキレットを使ったジューシーなモーニングメニューを売りにした朝カフェをやろう!と思ったもののテストしてみるとそれが成り立たないことが判明!もっと簡単にリスクなくはじめられる朝カフェはないものか?

と考え始めたころに「スキレットでやるぞ!」と意気込んでいた数日前に発注した朝ごはんの本が大量にAmazonから届きました。ううむ。。。もう朝ごはんやらんのだけどな。。

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厨房テストをしたときに感じたのが食材ストックのリスクです。

一般的な飲食店では食材をランチから夜にと使いまわせます。ところがここは時間ごとに借りる人が変わるキッチン付きレンタルスペースなんです。だから例えば7時に開店させて11時に終わったらすべて冷蔵庫のものを出して持って帰られないといけない。ヒマナイヌスタジオの冷蔵庫は10人程度のパーティで使うくらいのキャパシティで設計しているので肉だ卵だ野菜だという大量の食材を保管しておくことは出来ないわけです。

そもそも常連客が本当につくのか?という時期に複雑な食材を使うモーニングはリスクが高すぎる!というわけです。じゃあいわゆる喫茶店はどうかな?と考え始めました。

銀座で昼は喫茶店、夜はバーをやっている友人もおり珈琲に関してアドバイスをもらえそうな環境にはあるんですがやはり抽出するコーヒーメーカーなどに初期投資がかかります。いま流行りのサードウェーブ系コーヒーにしてもペーパードリップするにはそれなりの経験とコーヒー豆への知識が必要です。新規に参入するには壁があります。さらに神田は喫茶店天国なんです。駅の近くには喫煙できる昭和スタイルの喫茶店がたくさんあるしドトールもスタバもエクセシオールもサンマルクもある。

じゃあ神田にないもので朝あったらうれしいものは何かな?と考え始めました。

そこで浮かんだのが生絞りのジュース屋さんです!

前にリノベーションスクールの仕事で小倉に行ったときに旦過市場の近くで飲んだ絞りたてのオレンジジュース美味しかったなぁ!と思い出したんです。それはとても印象に残っていてエキナカにあるようないわゆるジューサーでぐるぐる回っているやつじゃなくて目の前でオレンジを半分に切って絞り器でジュウッ~と絞ってくれるやつだったんです!

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これが300円でした。オレンジを2個まるごと使って氷もないんです。オレンジそのものを冷やしてあるから絞っても冷たい!氷がないから果汁そのものの味がストレートに伝わってきました。

そこで使っていたのはこんな絞り器でした。

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すごく年季が入っていていい感じ!あれと同じものを買って生絞り専門のジュース屋さんを朝だけやるのはどうだろうか?

在庫もオレンジとグレープフルーツだけだし1杯に使う量も明確に決まってくるからシンプル!チェーンのコーヒーショップにもオレンジジュースはあるけどパックのものばかりだし生絞りなら女性の美容とか健康にもいいからコーヒーに飽きた人を呼び込めるかもしれない!

おーし!その路線で考えてみよう!

次は店名です!ヒマナイヌという名前を使ったほうがいいのか?オーガニックと言ったほうがいいのか?(オーガニックはかなり厳密なレギュレーションを満たしていないと商売用語としては使ってはいけないんだよとのコメントもいただきました)

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ミキサー系ではなく手絞りを強調したいからスクイーズという言葉を入れたいな!
であれば「MID STAND TOKYO」を1フレーズだけ置き換えるのはどうか?

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そうだ!いいじゃん!「SQUEEZE STAND TOKYO」にしよう!
なんかしっくりくるしジューススタンドっぽさも出てるかもしんない!

じゃあ最小限の装飾でジュース屋さんっぽいトロピカルさを演出するのにはどうしたらいいだろう?

カウンターの上にライトレールがあるからあそこからカラフルなペンダントライトをつるしてみたらどうだろう?それぞれの色を変えれば「注文」「ピックアップ」「リターン」みたいに意味を付加できるしスタバでもよく「赤いランプの下からお出しします」とか言うしああいうナビゲートができるな!

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そして肝心かなめの業務用の絞り器は探すの大変かと思いきやあっさりAmazonで売ってました!それが初雪フレッシュジューサー HJ-3Aというもの!



神戸の岡本商店街で飲食店やっている人からも「これいいよ!耐久性抜群だし!」とのお墨付きもコメントでもらったから即ぽちりました!届くの楽しみ!!

メニューに関してはBenQの単焦点プロジェクターを導入してあるから「おもいでばこ」を使ってキーノートの書き出し画像をプロジェクションメニューにすれば紙に出力するよりコストも安く撤収も楽です。これは決まり!

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次にジュースの価格設定をいくらにするか?ですがチェーン店系のオレンジジュースの価格を参考にしつつ300円と500円くらいの2ラインナップかな?というところに落ち着いてきました。

じゃあオレンジはどこから仕入れるのか?ですが青果市場とかにどーんと発注するのは最初はリスクがあります。なにしろストックする冷蔵庫がないわけですから。まずは細々と近くのスーパーで買って1日にどのくらいの量が出るのか?がわかってきたら業務ルートを開拓して材料費をコストダウンしていくのがいいと思いました。

おし!じゃあまずはノートとボールペン片手に神田と高円寺のスーパーの価格調査です!

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調べてみるとオレンジはだいたい1個70円、グレープフルーツは100円で入手できることがわかりました。それぞれのスーパーに得意不得意があるようでオレンジなら意外なことに神田のマイバスケットでもいいという結論。グレープフルーツは神田のハナマサが安くて大量に置いていることがわかりました。

初期の仕入れルートが決まってきたので次はグラスの選定と絞り器が届いたら実際に絞ってみてのメニュー開発です!

(続く)

(2814文字)
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