食事は人生の楽しみのひとつではないでしょうか?いつまでも美味しものを、美味しく食べることは幸せなことだと思います。
そこで大事になるのは歯です。でも歯はモノを噛むためにあるのですが、それだけではありません。

そんなに堅いものでなければ舌と上顎で押しつぶすことで食べれちゃいます。介護職員も食事の際、歯を使わずに試食してメニューの食べやすさなどを確かめたりもします。

で、私が気づいたもう一つの歯の機能は、食べ物が口の中からボロボロ落ちないように下の前歯が食べ物を堰き止めていることです。

下の前歯が一本だけあった方が、それを引っこ抜いてしまったんです。そしたらボロボロと食べ物がこぼれるではありませんか。その方は入れ歯を作ろうにも、認知機能の低下もあって歯医者の前で口を開こうとされないので作れず。今はその状況に慣れたのか、うまく食べていますけどね。

歳をとっても美味しくモノを食べたい方、口腔ケアはきちんとしましょう!以上、朝の介護の現場からお伝えしました。
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