AmazonプライムビデオにMONDO21が制作した記録映画を紹介するシリーズの再配信を見つけすっかりタイムスリップ昭和にハマってまおります!

今回は自分が住んでいる高円寺を含む中央線の1970年制作の記録映画です!


番組の頭と真ん中に鉄オタ芸人と大学の先生の解説が入るんですがこれもいい感じです。

昭和37年の国鉄の路線図がこれまた新鮮!

この中央線の新宿や神田のカーブ具合どうですか!今の路線図だと直線に表現されていますがこの当時の路線図は実際の線路のカーブが残ってる!山手線も実際はお米みたいに縦長なんですがこっちは丸くデフォルメ。面白いですね!

当時の交通事情では地下鉄より路面電車が多いというのもスゴい!まだ地下鉄も東京オリンピック前だから東西線が完成する前の時期ですからね!

中央線は押し屋や剥がし屋(ドアに客を押し込んだり乗れない人を剥がす係のこと)が活躍!昭和の高度成長期のラッシュハンパないっす!

今回の記録映画の焦点はのぼり下り2本の地上線路だった中央線と総武線の中野〜三鷹間の線路を高架にして複々線化する工事です。

住宅地の近くでなるのでコンクリートなども手押し車で運んでます。東北からの出稼ぎの人が活躍した時代!

高円寺の駅前もこんな感じだったらしい!なんという田舎くささ!

踏切を中央線が走る高円寺です。踏切は棒ではなくスルスルと両側から上がるタイプだったんですね!

阿佐ヶ谷もこんな感じ!

踏切が開いてトラックが入る奥を赤い中央線が走り去っていきます。今の西武新宿線みたいな風景ですね。

工事の方法が図示されるのが産業映画の面白いところ!なるべく盛り土があった用地内で高架複々線化を行うための工法を使います。

中央線を走らせたまま高架を作るので盛り土ギリギリの左右の外側の柱でまず高架を作りそこに下を走っていた電車を上げてそれから真ん中の高架を作り複々線化します。

住宅が密集する現場で巨大な線路は夜中に設置します。まさにプロジェクトXです!

1分に50cmづつ運びながら慎重に線路を作っていきます。

これは高架になるまえの荻窪の環八をまたぐ踏切!!なんたる狭い道路!前の東京オリンピックで環八は拡幅されたのでこの風景は新鮮です!


そして東西線も完成して祝地下鉄開通!の文字がキラキラしています。

これは左右の高架が出来て切り替わったばかりの珍しい車窓です!このあと真ん中も高架の線路になるわけです。

ヘリによる空撮もあります。この作品はアナモフィックによるシネスコ画面なので横長でカッコいいです!

建築限界測定車も出てきます。これはトンネルやホームなどに接触しないか調べる棒がたくさん突き出た測定車です。通称がおいらん列車ってのが味わい深い!

さらに重量が重い蒸気機関車を走らせて線路を固めていくそうです。この時代まだD51が走ってたんですね!

そして遂に完成して万歳三唱です!中島みゆきが聞こえてきそうなシーンです。

こうして中央線と総武線、東西線の中野〜三鷹間の高架複々線化が完成します。

これはちょうど中野上空です。真ん中のあたりに見えるビルが中野ブロードウェイですね。中野サンプラザが作られる前なので駅前は中野区役所がポツリとあります。DoCoMoの通信タワービルもまだありません。

高円寺の環七と中央線が交差するところは工事前はこんな感じ!

環七が拡幅されて今と変わらない風景になりました!

荻窪の田舎くさい環八の踏切も

すっかり現代的な立体交差になりました!

この大工事により中央線快速ラッシュ時の混雑率は254%から198%に!

ってそれでも混雑率は200%かよ!!というツッコミをしながら昭和の高度成長期の工事現場からお別れしたいと思います!

中央線沿線に住んでる人はこの記録映画マストシーです!!



以上、Amazonプライムビデオからお送りしました!

(1680文字)
このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr