闇市でタフに生きる女たちを描いた「肉体の門」は4回も映画化された作品です。これは日活が鈴木清順で作った2本目!

もともと演劇としてロングランされた作品だけあって映画も演劇的なセットで展開します。


ストーリーはこんな感じ!

撮影所に組まれた闇市のセットは新橋あたりをイメージしています。

高架の感じは有楽町から新橋の間ですね!会話からは赤羽橋あたりが縄張り!というセリフがありました。

クレーンショットを撮っているカメラマンが影で写り込んでるショットも大胆に採用されてます!

進駐軍が頻繁に出てきて米軍の放出品で闇市が成り立っていた頃の話なので食堂の名前もアメリカ食堂という感じ!

この映画はセットです!というカットと幻想的なカットとリアリティのあるカットが混在してて変なムードです。

文化マーケットが闇市のゲートとして何度も出てきます。

焼け跡のセット!

このカットなんかスゴく幻想的でいいですよね!

と思ったらベタな照明のカットも出てきます。

このあたりの廃墟感はスゴいですね!

これとか多分遠景のタンクはホリゾントに描いた絵ですよね。

実録っぽいカットもあって望遠レンズの圧縮効果で人がものすごく闇市にたくさんいるように見せてます!

「肉体の門」というだけあって全編を通じて肌色が強烈!タランティーノもびっくりなスプリット合成のどアップもあります!

これとかスゴいでしょ!

そして戦隊ものもびっくりな登場人物ごとのテーマカラー!

そして濡れそぼる女の肌!

きわどいシーンも巧みな照明技術!

最後はあえてカマボコ屋根のスタジオを見せてオープンセットでした!感を出しています。

絵のトーンはチグハグ感もあるんですが鈴木清順の独特な演出についていければ面白い作品だと思います。

以上、Amazonプライムビデオからお送りしました!

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