名匠 溝口健二監督の遺作であり撮影は宮川一夫という日本映画黄金期コンビによる1956年(昭和31年)の作品!終戦から11年目です。

この映画の冒頭が素晴らしいパノラマパンなんです!!

まず左手に隅田川に架かる駒形橋が見えます!赤線の赤のところにあるビルは現存する神谷バーの神谷ビルですね!ということはこれは東武浅草駅の松屋の屋上時計台あたりから撮っていると思われます。

 

ここからカメラはゆっくりと右方向にパンしていきます。独特な形状の地下鉄のりばのビルが見えます。

晴れた天気で昭和31年の浅草がものすごくクリアに見えます。このタイトルの間あたりが雷門の広場ですね!そこから仲見世が右に続いています。

タイトルが少ないところで左に見える印象的な塔があります。これ仁丹塔ですよね!

仲見世に交わる商店街の屋根が奥に続いています。

そのままカメラはゆっくりと雷門の方向へ。六区にある大きな劇場も見えます。

最後は浅草寺の本堂を捉えて止まり監督がタイトルで入ります。

右奥に千住のオバケ煙突がかすかに見えています。(オバケ煙突と西新井橋についてはこんな記事もあります)

何度も何度も見てしまうような素晴らしいパノラマパンです!


Amazonプライムビデオにあるのでぜひ見てください!映画はセット中心なので映像考古学的なロケショットとしては冒頭カットに集約されています。

以上、Amazonプライムビデオからお送りしました!

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