1980年の絶版本を高円寺の古本屋で800円でゲット!映像考古学の基礎資料的として本棚行きです。

日本映画の全盛期は1950年代。テレビが出てきてから窮地に立たされヤクザ映画とエロ映画に逃げ込んだものの凋落が止まらないというのが1970年代の状況。

今でこそヤクザ映画はカルトなファンも多いけど当時は映画がどんどん暴力的、反社会的になって頭のいい人は映画なんか観ない!みたいなムードまで行ってた感じが文面からわかります。

自分は1970年生まれなので日本映画が暗い時代でした。角川映画が出てきてちょっとムードが変わってきたみたいな感じだったでしょうか?

今はこうした歴史を振り返りつつAmazonプライムビデオとかで簡単に過去の作品にアクセス出来るから便利な時代になりましたよね!

ジメジメして陰鬱で暗い印象しかなかった1970年代の日本映画も映像考古学的な視点で見ると作品論とは別の都市と文化的な文脈で楽しめるし。

自分にとってはポッカリ空いてる日本映画史を補完していく楽しみがあります。

映画の中の風景としては1970年代というのはかなり今に近づいていて新宿がググッと出てきた時代。1960年代はクレージーキャッツとか社長シリーズとかの丸の内、赤坂、渋谷近辺のロケシーンが面白いですね。1950年代は東京オリンピックで大改造される前なので今の東京の風景と全然違って断然面白いです。

最近だと1957年制作「透明人間と蠅男」の江戸橋とか面白かったです!

以上、日本映画小史からお送りしました!

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