青森のむつ市に泊まっていてこれから大間に行くのでAmazonプライムビデオで「魚影の群れ」を見ることにした。


これは1983年制作の作品で映像考古学的には新しすぎるのだがロケ地が青森下北半島のむつ市、そして大間がメインである。


ちょうどむつ市のホテルに泊まっていたしこれから大間に車で移動してマグロを食べるというタイミングもあるので朝食を食べながら見ることにした。便利な時代である。


むつ市で喫茶店をやっている男と漁師の娘の色恋が主軸なので前半にむつ市のロケシーンがある。

ホテルから50m先のこの交差点が映画の中では印象的に出てくる。


演じるのは夏目雅子と若かりし佐藤浩一。橋を渡るシーンがある。

この橋だ。色は変わっているが欄干は当時と同じである。

引くとこんな感じ。

相米慎二の作品なので長回しのショットが特徴的でこのシーンも2人が歩いてきて夏目雅子がバスに乗り去っていくところを後退移動からクレーンに乗り換え俯瞰まで1カットで撮っている。

カメラが回りこむ時に田名部川が見える。

ココだ。もう少し望遠で撮っている。同ポジの撮り方が甘かった。

nexus7でAmazonプライムビデオの映画のシーンを見ながらアングルを特定していく。

欄干が両方見えるローアングル。田名部川とかかれた柱が見える。

ココだ。もう少し低かったかもしれない。車道なので青信号の時に道の真ん中から撮っている。田名部川の柱は位置が変わっているようだ。

後ろの建物も色は変わっているが1983年と同じだ。

はまなす食堂と当時のバスが印象的なカット。はまなす食堂が実在したのか映画の装飾かはわからない。

色は違うが建物は同じである。

クレーンで上がりながら去っていくバスを捉えるショット。

ココである。

映画ではバスが曲がる角に立て看板がある。

拡大すると「原子力船むつ再母港化反対!」の文字が見える。

現在のむつ市の商工案内図。

映画はこのあと大間をメインに展開していく。緒形拳が夏目雅子の父親役の漁師をやっているが見事な方言で地元の人も完璧だと言っていたのが印象的だ。


初々しい夏目雅子と佐藤浩一が相米慎二演出で見られる「魚影の群れ」

物語の舞台でオンデマンドで見る映画は味わい深い。

以上、むつ市からお送りしました!

(844文字)

 
このエントリーをはてなブックマークに追加 Share on Tumblr