WIREDに「デジタルでなくフィルムで撮影される『スター・ウォーズ』、その理由とは」という記事があり興味深い表記がありました。

デジタルで撮影した映画は、その後も、「その時に使われていた技術」の最高分解能にしかならない。ちぐはぐになることが多いアップ・コンヴァージョンをしなければ、1080p、2K、4Kで撮影されたものはずっとその解像度であり、ディスプレイが向上するにつれて見た感じが悪くなる。 フィルムならば、きちんと保管されている限り、将来、リマスターによって最初のリリース時より大幅に画質を上げることができる。VHSとBlu-rayの画像の違いを見ればわかる。そして、フィルムのストックがたくさんあれば、将来世代はより細かく取り込んで利用することができる。

という部分です。

いま、ちょうど自分が子どもだった頃の写真のネガをどこにスキャン出そうか?なんて考えたいたところだったんです。これデジカメだと2000年ごろは写メみたいな解像度だし、その後しばらく100万画素あたりがいいところでしたよね?

だから昭和のフィルムカメラで撮っている1970年代の画像のほうが2000年代のデジカメデータよりスキャンすればはるかに高解像度で情報があることになる。

だって今デジカメの主戦場は35mmフルサイズセンサーですよ。1970年代に全盛だったフィルムの解像度にやっとデジタルが追いついたというね。100年の歴史があるフィルムにデジタルが20年で追いついたのはスゴいと思いますけど。でも長期保存という観点からはフィルムのネガというのが今だ有利だというのは興味深い話です。

そこで見ていただきたいのが石坂浩二ナレーションのこのウルトラマンのデジタル・リマスターです。
(1分45秒)


1966年制作のウルトラマンは16mmフィルムで撮影されています。解像度で言えばスーパー35mmとかマイクロフォーサーズに近いでしょうか?

この16mmもお金をかけてデジタル・リマスターするとこんなに鮮明に蘇る!

これってスゴいことですよね。ウルトラマンの放送当時は送出するテープの画質やそれを見るテレビの性能からして今から考えると信じられないほど画質が悪かったと思います。だからこうしたデジタル・リマスターのBlu-rayなんかを最新のテレビで見るっていうのは、かつてない精細度と色彩を持っているわけです。

ドル箱のウルトラマンシリーズだからこそ16mmのネガ原版まで戻ってデジタル・リマスター出来るわけですが、フィルムで撮影・保存されているテレビドラマなんかはネガまで戻ればここまでの鮮明度を回復できるのがフィルムの凄さですよね!

きっと4Kのテレビが普及する頃にはまた4K版のウルトラマンが出るでしょうし、8Kになったら8K版のスターウォーズが発売されるに違いありません。

以上、1080pのYouTubeからお送りしました!

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