見事な映像です!シナリオに沿って撮るタイプの動物映画ですがどうやって撮ったんだろう?というカットの連続!

吹き替えも男女ツインナビゲートで飽きさせない工夫があります。鶴瓶の声も温かみがあるし大阪弁のイントネーションを控えめに使っていてよいです。

木村文子さんの女性ナレーションは特に良かったです。落ち着いていて情感豊かで癒されます。

この動物映画のいちばんいいところはいろんな動物がちょっとづつ出てくるところ。主役がいない代わりに脇役がたくさん!という感じです。

ストーリーは文明批判に持って行こうとしてるな?と感じるあたりからちょっと退屈になる感じが惜しい。

季節が何回も巡ってくるのでだんだん飽きてくる感もあり、2時間を超える映画に慣れていないと退屈する子もいるかもしれません。

コータはうまく言えないけどイマイチ!と手厳しい評価。ドラマチックな展開はなくかなり俯瞰的に進むのでそこが物足りなかったのかもしれません。その感じはよくわかる。

とはいえ、圧倒的な映像とサラウンド効果に包まれながら大画面でみる野生動物は素晴らしい体験であることには違いありません。

大人は1800円だけど子どもは500円といのも財布に優しい!

ダーウィンが来た!とか好きな子なら連れて行って間違いないと思います。

以上、新宿バルト9からお送りしました!

(587文字)