いやー、NHKのILMスペシャル見ましたよ!リアルタイムで!珍しくテレビを!

密着した割には食い足りない内容ではあったんですが、ILMの中でも日本人スタッフにフォーカスを当てるあたりがプロフェッショナル仕事の流儀なNHKテイスト!



コータと映画に行くといつもエンドクレジットで帰ろうとするたびに「この名前は映画を作った人たちの名前だから最後まで敬意を持って見なさい!」と言っているんですが、その意味がやっとわかったらしく

「この人たちの名前が最後に出てるの?」と見ながら聞いてくれました。
うれしいぞ!パパは!その通りだ!! この人たちの名前なんだよ!!!あれは!!


メイキングシーンなどはネットで出回っている映像なのでそれほど新鮮味はなかったのですが、いちばんの驚きが密着しているシーンの日付表示でした。



このファルコン号とタイファイターのチェイスシーンにかなりの時間を使っていたのですが、なんと12月18日全世界公開の「スターウォーズ フォースの覚醒」なのに11月20日までダメ出ししながら粘っているんですよ!!!VFX部分がですよ!!そこから編集して効果音入れてとかするわけじゃないですか!

フィルムで映画館にデリバリーしてた時代では到底ムリなスケジュールですよね!スゴいなぁ!! 



ジョージ・ルーカスという人は映画監督として以上に業界の技術革新に貢献した人ですよね。

スターウォーズ作ったあとに映画館の音響特性が気に入らなくてTHXというサウンドシステム作っちゃったりするわけだから。アメリカ映画にはキューブリックとかルーカスとかキャメロンみたいなテクノロジーを革新していく映画監督がいるのが実に興味深い!

CG以前のマットペインティングとモーションコントロールカメラ+模型やパペット技術で極限まで作ったエピソード4.5.6とフルCGで動くコンセプトアートか?ってくらい華麗な絵作りをしたエピソード1.2.3、そして映画界全体がCGに食傷気味でバックトゥリアル!とばかりにリアリティとは何か?を追求したレトロ風味なエピソード7!

VFXの技術革新史としてスターウォーズを観直すとまた違った面白さがありますね!

IMX3D、4DX3Dに続きMX4D3Dで観る「フォースの覚醒」が楽しみになってきました!

以上、お茶の間からお送りしました!

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