小学校1年生(6〜7歳)の行動範囲は自宅と小学校と児童館と公園くらいのものだ。

そういう場所にはたいてい大きな時計がある。

時計なんかつけるのはもっと先でもいいかな?と思ったりもした。

例えば門限が6時などの毎日決められた定時は地域のスピーカーからチャイムが鳴ったりしてわかりやすい。

しかし学校から学童に行かずに家に帰りそのまま遊びに行くけど5時から映画を観に行くから4時半までに帰っておいで!というような場合は自分で意識して時計を見ないと帰ってこれない。

そこでこんな時計を買ってみた。


子ども用の時計は大手量販店などの時計売り場に行っても意外なほど少ない。

これも売り場には青いロケットのタイプとこの赤い恐竜タイプの2種類しかなかった。そして長針が文字盤と似た黄色で視認性が悪い。秒針として赤い恐竜で回るのでさらに視認性が悪い。

じゃあなんで買ったのか?と言えば本当にこれよりマシな子ども用の時計がその売り場になかったのだ。

ロケットのタイプは時間のフォントが水色地に白でさらに読みにくい。実に消極的な選択肢だったのだ。

デジタルの方がいいんじゃないか?という話もあるが、時間概念を身につける初期はアナログのほうがいいと思っている。アナログのメタファーを身につけてからデジタルに行った方が原理もわかりやすいし楽しい。

時計のバンド部分がゴムで長さが調整可能なところは数少ないこの時計の良さで、子どもでも片手で片手にひとりで装着する必要が腕時計としては合格点だ。


そんなパパの消極的な選択にも関わらず時計をもらったコータは嬉しそうに身につけてくれる。

きっと大人と同じ腕時計という道具を身につけるのが楽しいのだろう。

今日は3時に学校から帰ってきて遊びに行く!と言うので4時30分に帰っておいで!と送り出したらぴったりに帰ってきた。

4時20分に児童館出たからぴったりに帰ってこれたよ!

とキックボードを折りたたみながら得意げに腕時計を見ながら報告してくれた。いいぞ!時間の逆算!

こうして少しづつオトナになってくんだなぁ〜と思った。

今日は新宿バルト9で5時10分からの「バクマン。」である。楽しい父子の思い出になるかな?

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