YouTube で戦後すぐの映像をサーベイしていて米軍が1956年に撮影した銀座界隈の車窓を見つけました。
車窓でかつ撮影素材っぽきのでタイムスリップ感があります。カラーの16mmなので解像感は足りません。
この映像で偶然では考えられない不自然なある一連のショットを見つけたので報告します!
歌舞伎座のあたり
三原橋あたりから見える日劇(有楽町マリオン)
歌舞伎座の前にある商店
銀座和光前の三越
これなんだっけ?電波塔あるから官庁系?
そこであ!と思ったのが次のショット!
これ画面の真ん中に自転車で出前する蕎麦屋さんが写ってるんですね。赤い蕎麦を積み上げて片手で配達してる風景です。
その光景自体は昭和によく見るなんでもない風景です。
ところが、このショットなぜか4回も撮り直ししていて、そのすべてに同じタイミングでこの蕎麦屋さんが通りかかるんです!!!
偶然ではこれはあり得ない!!!
つまり米軍が蕎麦屋さんをエキストラとして雇っていたという仮説が成り立ちます。
だから何ってことではあるんですが、その当時の文化を感じさせてる要素をエキストラを使って補足していたとはさすがハリウッド文化のアメリカ!演出ありきですね!
実に面白い!と思いました。
興味ある人はこちらの7分の動画をどうぞ。蕎麦屋さんは5分38秒あたりに出てきます。
(493文字)