終戦から3年しかたっていない1948年に東京でロケされた初めてのハリウッド映画がハンフリーボカート主演の「東京ジョー」であることはこの記事などで書いてきましたが、あれはモノクロでした。

では戦後初のカラーは何かな?とハリウッド映画の日本ロケ作品を調べてみるとヒットしたのがこの「東京暗黒街・竹の家」!まずは予告編をどうぞ!


なんという正しいエキゾチックジャパン!!!フジヤマ、ゲイシャ、ヤクザ!

しかもシネマスコープのカラー!!
こりゃたまりません!

1955年は終戦10年後ですからね!「007は二度死ぬ」で丸ノ内線やトヨタ2000GTが活躍するより12年も前の東京ロケです!

まだ本編は見てないのですがこれはDVDを発注せねば!「東京ジョー」はAmazonで売り切れてしまったらしいので見たい!と思った人はすぐに発注です!



タイトルはデパートの屋上で歌舞伎衣装の人物が迫ってきます。超エキゾチック!これが当時のアメリカ人が見たかった日本か!!


シネマスコープがドーン!


この富士山の前を蒸気機関車が走るシーンはwikiによると富士急を半日止めて電化されてる路線に映画のために蒸気機関車持ってきて走らせたらしいです!ハリウッドやりたい放題だな!この頃から!


これ!浅草の東武デパートの屋上ですよね?こんなにすごい遊園地だったのか!!逆に未来っぽい!今のデパート屋上ってどこも寂れててさみしいもんねぇ〜。


これは月島あたりでしょうか?なかなか風情があります。


なんか007っぽい絵ヅラ!


なにかの司令室でしょうか? ブラウン管や液晶以前のこういった部屋たまりません!!「13デイズ」というキューバ危機を描いた映画を思い出しました。


早川雪洲も出ています!


シェリー山口は特集上映が組まれてましたね!新文芸座とかで!美人です!


最後のカットは東武デパート屋上で回る巨大な遊具で追跡劇?

本編への期待が高まります!

DVD届いたらまた見てここに書きますね!

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