セリフなしで見せるサイレント映画みたいなトーキー映画!トーキーと言っても人間の言葉は一切なしです。音楽と効果音だけ!

そこが最高!ピクサーの「WALL E」の前半覚えてますか?あんな感じ!

ひつじのショーンと言えば、幼児のいる家ならお猿のジョージと並んでEテレのキッズゴールデンタイムの番組として有名ですね?

でもあの牧場の中だけで90分近い映画になるのか?と思いますよね。さすがに退屈するんじゃないか?と。

でも大丈夫!今回は大都会に旅するんです。それが実にいい!

映画がもつ旅の原体験みたいなものがビンビン伝わって来ます!クルマや街のお店のディテールも楽しい!動物の新キャラクターもたくさん出てきます。

物語も秀逸。もう教科書みたいにモーションピクチャーの原点をトレースするかのような起承転結!喜怒哀楽!これほど王道で心洗われる展開はありません!もう映画への愛に満ち溢れていて涙が出てくるくらいです!

映画を見てる人にとっては動物が人間で人間が動物みたいな逆転現象がこの映画の基本にあるんですが、それもまたじわじわ来ます。すごく細かいギャグが随所に込められていて子どもはスルーするけど大人がニヤニヤみたいなお楽しみもあります。

アードマンアニメの初期の映画で「ウォレスとグルミット」というのがありましたが、僕はあれあんまり馴染めなかったんですね。あの人間のキャラしゃべりすぎでちょっと気持ち悪いというか好きになれない感じでした。

ひつじのショーンになってから人間が「ふがふが」としかしゃべらなくなった。つまり動物が聞いてる人間のしゃべりという聴覚設定になった。これが最高です。

牧場主は設定でも名前もなく牧場主なんですが、いわば動物にとっての母性であり父性の象徴なんですね。今回はいつも動物たちにしてやられたりの牧場主にフォーカスが当たり、ちょっとホロリとさせます。

コータはショーンよりおじさん(牧場主をそう呼んでいる)が好きなので今回の映画は終始大喜びでゲラゲラ笑ってました。

いつもは映画に消極的な嫁もショーンは見たい!と同行し大喜びです!多幸感に包まれてユナイテッドシネマとしまえんを後にしました。

僕の中では「LEGO THE MOVIE」や「怪盗グルーのミニオン危機一発」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と同じくらい気に入りました!

家族連れだけでなく、大人もぜひ見に行って欲しいです!本当に癒されますよ!




(958文字)






このエントリーをはてなブックマークに追加