どっちに賛成ってわけでもないけど、ネットなんかで積極的に発信してる「いわゆるイクメン」の多くが物分かり良すぎ、女性寄り過ぎてて違和感は大いにあったりする。


というツイートをたまたまタイムラインで見かけてふと考えた。(きっかけに過ぎないので出典元へのリンクはあえてしない)


自分は子供と過ごしてる時間が一般的な父親より多いと思う。このブログの読者の方もそう感じているかもしれない。でもそれを女性寄りのイクメンアピールと思われていたら心外である。


ママをサポートしたいから子供と過ごす時間を長くしているわけではない。パパとして子供と一緒にいる時間を楽しみたいから積極的に関わっているだけだ。


子どもと一緒に過ごせる時間は長いようで短い。小学校に入れば子どもの社会もどんどん広がるし、自転車など自ら自由に移動できる手段を獲得すれば親より友達と一緒にどんどん遊ぶだろう。だから親と子どもが親密に遊べる蜜月期というのは幼児期から少年期の前半までなのだ。


それは子どもの年齢にして3歳から7歳くらいではないだろうか?(個人の感想です)


0歳から2歳くらいというのはパパが主体的に関われることというのはほとんどない。オムツを替えたり洗濯したり食器を洗ったり寝かしつけたりは出来るけど、母乳というのは出ないし子どもにとっては100%ママに依存する時期。だから子どもとの関わりより妻(ママじゃないよ)との関わりが大切になる。


2歳をすぎて歩いて移動できるようになり、外の世界に興味を持つようになるとパパの出番も増えてくる。


特に男児の場合は体を動かすことが大好きだ。1日のエネルギーを1日で完全に消費し(放電するとも言う)寝落ちするような状態を作れるかが大切になる。3歳をすぎるとトイレも自分で出来るようになるので旅行などにも連れて行きやすくなる。


だからパパとして3歳からは可能な限り、子どもと過ごす時間を優先させている。


夜に打合せや現場が入っている時以外は、すべて家に帰ることにしている。このライフスタイルは失うものも多い。社交はできないし、セミナーやシンポジウム、勉強会などでの情報収集の機会も少なくなる。でもこれはネットを活用したりすれば補完できる。


今しか子どもと一緒にやれないことがたくさんある。それを優先させたい。 そういう自由を得るために自分は独立したんだから。


こうしてパパが地方に出張に行く時には仕事に子どももなるべく連れて行き、翌日一緒に遊んだり温泉入ったり、オフシーズンのチケットが安い時には格安ツアーで海外旅行にも連れて行った。海外含めママが同行しない旅も多かったが互いに信頼関係があるのでまったく問題はない。


おかげで自分は40すぎからの子育てだったけど、とても楽しい思い出を子どもと作ることが出来た。それが子どもにとってもいい思い出だったかどうかは彼の人生が答えを出すだろう。
      

パパは残り少ない少年期の息子と次はどこに行こうか?日々、情報を集めてニヤニヤしているわけである。まるで付き合い始めの彼女とのデートプランを考えるようにね。(キモッ!)


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